Twitterでアカウントを作成する際、自分にぴったりの名前を考えるのは簡単ではありません。
それが閲覧専用であれば本当に適当につければいいので「あいうえお」とでもすれば大丈夫です。
おすすめの決め方は次のようなものになります。
【簡単に名前を決める方法】
- 本名をモジる
- 好きなものを名前にする
- 自分の特徴を名前にする
- 物の名前をそのまま使う
- 知っている名前を借りる
この記事ではこのような迷ったときに簡単に名前が決められる方法について解説します。
Twitterの名前の種類
今回は便宜的に【アカウント名】と言っておりますが、実は公式ではこれを表示名(名前)と呼んでいます。
ユーザー名は「@」から始まり、アカウント固有のものであり、プロフィールのリンクにも表示される文字列です。
~中略~
注記: 表示名(名前)はTwitterで個々の利用者を識別するための名称であり、ユーザー名とは異なります。ニックネーム、企業名、実名などで登録可能で、ユーザー名の隣に表示されます。名前の変更はいつでも可能です。
公式ヘルプセンターTwitterのユーザー名を変更する方法
ここで解説するのは英数字などで構成されるユーザー名の記事ではないので注意してください。
上記の場合は...
【アカウント名】→Twitter Japan
【ユーザー名】→@TwitterJP
であり、実際に日本語が使えるのは【アカウント名】だけになります。
簡単な名前の決め方
アカウント名はそのまま他のユーザーに表示されるため、相手に与える印象を左右するものです。
しかし悩まずあっさりと決める方法があります。
【アカウント名を簡単に決める方法】
- 本名をモジる
- 好きなものを名前にする
- 自分の特徴を名前にする
- 物の名前をそのまま使う
- 知っている名前を借りる
身バレしてもいい場合や社会的に知名度のある方であれば「本名」でもいいでしょう。
しかし大抵の場合は匿名性が求められ新たに名前を考える必要があります。
具体的な付け方について詳しく説明していきます。
本名をモジる
身バレが怖い場合もありますが、そうなりにくい方法もあります。
本名が仮に「スズキ ケンタ」だったとします。
単純に名前の一部を取って「ケンさん」などにするのが最も簡単な方法です。
同じような名前がたくさんいる方には特にやりやすいはずです。
姓と名から「ス」と「ケ」を頭文字を1文字ずつとって「スケスケさん」とするのもよし。
あえて真ん中の文字の「キ」と「ケ」を1文字ずつ取って「キケくん」などでもいいでしょう。
「ケンタ」から連想して「テ」を追加して「剣盾ちゃん」などでも悪くはありません。
「キグチ カホ」という名前が仮にあったとして漢字で「木口」と書くのなら「杏さん」とするのもいいでしょう。
こんなように簡単な漢字に置き換えるような当て字や連想ゲームも有効です。
元の名前が由来となるだけあって自分にとっても親しみのある名前がつけられるでしょう。
あだ名やニックネームも身バレもありますが親近感があります。
好きなものを名前にする
僕はみかんが好きだからみかんにしました。
そんな風に好きな食べ物や音楽、本などを名前にするとすぐ決まります。
お寿司が好きならば「おすしくん」、焼肉好きならば「カルビさん」、「ロースちゃん」など。
サザンが好きなら「いとしのエリー」、グループ名で「オールスターズさん」、「桑田くん」など。
漫画が好きなら「コナンくん」、「サイヤ人」、「ゴン・フリークス」など。
好きなものの名前なので変な発言をしないよう心がける効果も出ます。
ただし、実在のグループ名や個人名はなりすましになるのでそのまま使ってはいけません。
他のTwitter利用者の快適性を損なうような形で、個人、グループ、組織になりすましたり、捏造されたアイデンティティを使用したりする行為は禁止されています。
Twitter公式ヘルプセンター 誤解を招くアイデンティティや虚偽のアイデンティティに関するポリシー
ただし、「桑田くん」のように同様の名前が多いと判断できる場合には関係なく使えるでしょう。
これらには世間で由来に気がつく人もいるので同じような趣味の人が集まりやすい効果もあります。
あえて好きなものの特徴を名前にするのも味が出るかもしれませんね。
ゲームや漫画好きであればキャラ名、タイトルや必殺技なども候補になります。
僕も昔はゲームの魔法の名前だった過去が…。
自分の特徴を名前にする
単純に「社会人さん」と名前つけてもいいのです。
もし肩書が何かあるのであれば、それを使ってもいいでしょう。
よくあるのは「ブロガー」、「投資家」、「Webライター」などで僕自身も名前の欄で使っています。
上記はTwitterを通して企業様から案件を頂きやすくなる効果や、同属性の人からフォローもらえる効果があります。
それ以外にも足が速ければ「快速くん」、勉強ができれば「インテリくん」などもよいでしょう。
音楽が好きなら「ミュージック」、旅行が好きなら「トラベル」なんて名前もあります。
個性や興味を名前に反映させることができるのは簡単なようで自己紹介時にかなりの強みとなります。
アイコンと名前は最も目にされるところだからね!
物の名前をそのまま使う
もういっそのこと目の前に映ってるものを名前にしても大丈夫です。
スマホがあるなら「スマホさん」、パソコンなら「PCくん」といった具合です。
あまり知られてないものでない限り相手もイメージしやすいはずです。
逆に、認知されていないものだと珍しい名前として映るかもしれません。
眼前の物の名前が仮にわからない場合は色でもいいでしょう。
「緑さん」、「黒くん」、「茶色ちゃん」などバリエーションは無限大です。
これだとアイコンも一緒に決めやすいね!
知っている名前を借りる
有名人や知り合いの名前を少し借りるのは楽な手段の1つです。
ただしTwitterでは【なりすまし】を禁止しているので、あくまで一部借りるだけでそのまま使ってはいけません。
つまり、漢字をひらがなやカタカタにしたり変換して使うなどモジる必要があります。
しかし「米津玄師」から取って「ケンシ」、「剣士」にすることは可能でしょう。
他には「ダウンタウン~下町さん~」、「歌だヒカラナイ(宇多田ヒカル)」、「 TWO OK ROCK(ONE OK ROCK)」、「野口六郎(野口五郎)」などでも有名でわかりやすく特徴も十分になります。
また汎用性のある言葉や他に意味のある言葉ならそのまま使えるので心配はいらなくなります。
有名フレーズとかなら知ってる人は親しみ覚えるよね!
名前自動作成ツールは使えない?
実は名前の自動生成をしてくれるツールというのもあります。
実際、使ってみてわかったのはどれも名字と名前がまったく他人でピンとこないということです。
全くの他人になってみたい場合は構いませんが、なりすましリスクだけは確認が取れないという難点があります。
かろうじて使えると感じたのは「あだ名・ニックネームメーカー系」でした。
名前には何か感じるものがあるほうがSNS運用においては有利に働きやすい理由があります。
そのため、名前自動作成ツールはどうでもいいときに使いましょう。
名前は愛着のあるものを選べ!
名前というのは自分自身の証明です。
名前自動作成ツールはとても便利ですが、自分にまったく関係ないものは選ばない方がよいでしょう。
実は由来や意味のある名前をつけることには大きなメリットがあります。
代表的な理由は、自分に関連することであるから名前に愛着を持ちやすいことにあります。
愛着のある名前はSNS運用を楽しくさせます。新しい自分になり、思うように振る舞える気がすることもあるでしょう。また自分の名前の説明をする機会にも、自信をもって答えることも出来ます。自分だけでなく、他人にも愛着をもって貰いやすいという点も利点です。
そして名前をつけるという行為は【個として認めること】です。
決め方は安易でもいいですが、せめて少しでも自分が興味のあるものにするべきでしょう。
愛着を持つ名前にするための工夫は上記の名付け方法で大抵解決できるはずです。
呼びやすい名前のメリット
名前は人を傷つけたり不快にするものでなければ何でも大丈夫ですが、できるだけ口にしやすくタイピングにしやすい名前にしたほうがいいでしょう。
名前自動作成ツールの場合はこのあたりを考慮してはくれません。
特に、Twitterで人と交流したい人にとって「呼びやすさ」は重要なポイントになります。
実は人は文字を読むときに、頭の中で音声にして読み上げています。
そのために基本的に「読みやすい=口にしやすい」ということになります。
この音読は記憶させるのに大きな役割を持つのです。
例えばリプライ(返信)などで名前を呼ばれることがあったとします。
その時に「長い名前」と「短い名前」だったらどっちのほうが面倒くさいと感じないでしょうか?
「短い名前に決まってるだろう、それがどうした」と思われるかもしれませんがこれはとても大切なことです。
何より人は簡単に覚えられる名前を好みます。
そうした理由から、何度もやり取りをすると「短い名前」が効果を表すことが出てきます。
タイピングしやすい名前のメリットは他にもたくさんあります。
【考えられる主なメリット】
- 親しみやすい
- 間違えられにくい
- 覚えてもらいやすい
- 140文字の制限の中で邪魔しない
- 名前横に肩書を追加するとき多く書ける
このため、ひらがなやカタカナで表示するほうが有利になることがあります。
漢字でもよく使われるものであれば問題はありません。
選挙で名前をひらがなにする人が多いのもこういった理由があるのでしょうね。
つまり、【読みやすい名前】であれば間違いなく簡単で魅力的なアカウント名になるということです。
僕は「ぱとみかん」だけどSNSでは意識して「ぱと🍊」にしてるよ!
名前の差別化は必要?
名前自動生成ツールは面白味のまったくない名前ばかりですが、果たして名前に個性は必要なのでしょうか?
キラキラネームに見られるように個性的な名前は確かに目立ちます。
SNSではそのように目立つ特徴のある名前にしたほうがいいのかと言われると半分YES、半分NOだといえます。
・YESの部分
他より目立つ名前であることは、とても注目されやすくなるので有利になります。また個性的であることは唯一無二に近くなり忘れられにくいことになります。
・NOの部分
逆に違和感も生じやすく近寄りがたいと感じられることがあります。どうやって読むのか、どうやって呼ぶのかわからないと思われると不利になります。
このように目立ちやすさはあくまで特徴であり【覚えやすさ】ではありません。
魅力的な名前というのはまったく同義ではないにしろ覚えやすさとほぼ同じです。
この点は印象的であることに関しても変わりありません。
名前の特徴(個性)はあってもいいけどSNSの優先度としては【覚えやすさ】が重視されます。
差別化をする際には、このようなことに注意していくと良いでしょう。
一度ユーザー検索して何人同じ名前なのかリサーチするのもいいかもしれませんね。
名前が他と似ていようがなんだろうが、コンテンツ内容(ツイート内容)での差別化が最も大切なのです。
アイコンも差別化できるので名前だけこだわる必要もありません。
ただ、意味不明な名前だけはできるだけ避けたほうがいいでしょう。
場合にとっては不快になり、イメージが悪くなって発信力の低下に繋がります。
アカウント名の役割と重要性
企業アカウントの場合は名前が果たす役割について理解することは重要です。
しかし個人の場合はどうでしょうか?アカウント名に役割があるのでしょうか。
個人アカウントでもめちゃくちゃ意味があります。
呼びやすさとか覚えやすさとか散々言っておいて何いってんだコイツと思われる方もいるでしょう。
勘違いされないように申し上げますが、Twitterのアカウント名は「呼び名」以上の要素もあるんです。
アカウント名は、主に以下のような役割を持っています。
- 自分自身やブランドを表現するためのシンボルとしての役割
- フォロワーにアカウントを見つけてもらうための役割
- 自分のアイデンティティを示すための役割
そして一番最初に目にする部分だからこそ、個人だとしても自己紹介部分としての意味を持つのです。
魅力のある名前(@の後)
たかが表示名の2文字や3文字に自己紹介の役割があるのかって?
そこじゃありませんが、名前欄には役割があります。
インターネット文化には名前の後ろに@(アットマーク)をつける文化が存在します。
この文化は元々プロフィール画面の訪問者が少ないことがきっかけで、より発達したものです。
この【@マーク後の文章】は主に自己紹介として使われます。
・事例紹介
- スズキ@社会人
- ロボットくん@港第三高校
- おうぎ@今日は昼寝しています
これは名詞でなくて文章でもいいし、所属団体を示したり現在の状態を表現するのにも使われます。
ブロガーであればブログ名を書いている人も存在しています。
【@マーク後の文章】があれば少なくとも呼び名としての名前被りも関係なく個性が出せます。
Twitterではこの@マークの代わりに絵文字で代用する方も存在します。
例えば筆者であれば...
【ぱと🍊ブロガー&投資家】としています。
このように@マークの代わりに「🍊」を代用しています。
思いつかないときの名前の付け方にもあるように、自分の特徴を名前に表記しています。
これで「呼び名+特徴」となって、自分がどんな人なのかが理解してもらいやすくなるのです。
キャッチフレーズのように「@ベストセラー作家」などだと特にインパクトがありますよね。
ただし、めいっぱい書いても名前は50文字までですし、表示文字数には限界があります。
【タイムライン上の表示文字数】
・PC版Twitterでは20文字~23文字程度
・スマホ版アプリでは13文字~15文字程度
【ツイート詳細画面の表示文字数】
・PCでは40文字程度
・スマホ版アプリでは15文字~17文字程
50文字すべて表示されるのは「見られることが少ないプロフィール画面」だけとなります。
このことに留意してできればアカウント名全体の15文字以内に知ってほしいことを詰め込むようにしましょう。
そして自分のアカウントが果たす役割、発信したい内容が決まっていればそれに沿った名前をつけてみましょう。
そこが気になってフォローしてくれる人も必ず出てきます。
しかし【@マーク後の文章】は無くても大丈夫なので自己紹介したい事があるときにつけると良いでしょう。
改名する際の注意点
もし元々名前があって、別の名前に変更しようとする際は気をつけなければならないことがあります。
特に注意すべきなのは、元々の名前が浸透していたときです。
Twitterではどんなに告知してもすべてのユーザーがツイートをみることはありません。
「名前変えるよ!」「名前変えたよ!」と告知しても気が付かない人が出てきます。
あなただと気が付かれないとツイートに興味を持たれなくなるリスクがあります。
なので、名前を変えることがあったらせめてアイコンは維持して使い続けましょう。
それが【ひらがな⇔カタカナ⇔漢字】の変換や、名前の短縮化であれば心配はいりません。
でもアカウントが育っていったときにはリスクが大きいので、こうした細心の注意を払いましょう。
僕は「ぱとみかんぱんだ@生徒会長」から「ぱと🍊」にしました!
【@マークと同じ説明文的な文章】であれば何度変えても大丈夫です。
Twitter Blueでは2週間ほど審査の関係で名前が固定される点は注意してください。
名前を変えたい場合に考えるべきこと
改名時には本当にそのアカウントのままで運用すべきかは一度、検討する必要があります。
というのは【これまでと違った内容をこれから発信したい】と思うときには名前を変えるべきではないからです。
そうしたときには思い切って別のアカウントを作成したほうが良い場合が多いでしょう。
理由としては今のフォロワーがあなた自身に興味があるのか、コンテンツに興味があるのかという点です。
基本的にTwitterはブランディングがよほど上手くいかないとツイート内容が重視されます。
フォロワーがこれまでのツイートを楽しみにしていたのならば、別アカウント作成の方が吉となります。
元からまったくツイートに反応ない場合のみ、これらのことを考慮しなくてもよいでしょう。
まとめ
名前は奥深いですが、基本2~5文字の呼びやすいものが良いと思われます。
SNS有利な名前を簡単に決める工夫から、変更時の注意点までを今回は紹介しました。
Twitterで表示されている名前の付け方に困ったとき、以下のような手法で簡単に決めることができます。
- 本名をモジる
- 好きなものを名前にする
- 知っている名前を借りる
- 自分の特徴を名前にする
- 物の名前をそのまま使う
名前を決める時は他の人と被っていても、簡単な名前でも大きな問題はありません。
それでも他人になりすますことだけは規約でダメだと明記されています。
基本的には自分が知っているものや、なんとなく関連しているものを使うのがベストです。
仮にオフ会をしたいと思っているのであれば自己紹介しやすい名前にすると良いでしょう。
僕は二文字にしたので本当に楽で助かっています。
名前は愛着のあるものを使うことで自分も相手にも良い影響を与えることがあります。
自動作成ツールのものは気に入ったものでなければ使わないほうがいいでしょう。
名前は短く呼びやすく覚えやすいものを人は好むのでそこは意識するといいかもしれません。
僕の名は昔はめちゃくちゃ長かったのですが、短くしてよかったと心底思っています。
特に相手の負担が軽減され、呼ばれやすくなったからです。
フルネームで呼ばれると恥ずかしいくらいの名前は勇気と自信のある人以外は控えましょう!
Twitterの表示名には自己紹介の要素も含まれます。
表示名は滅多に見られないプロフィールよりプロフィールとしての効果がある中心的な要素の一つです。
なので【@マーク後の文章】を追加して自分を表現する手法が多く使われています。
この本当の名前の後の文章も、簡潔かつ印象的であることが重要です。
僕はこれでもかと印象付けるためにアイコンとセットで考えました。
できれば印象深く魅力的なものをしっかり考えたいものですね。
最後に:名前の由来について
個人的な話にはなりますが、僕の「ぱと」という名前には「Pathos」という意味が込められています。これは「強い感情の動き」という意味で、人の心に敏感だった自分を示す言葉としています。
こんな感じで名前の説明をするときがあったらエピソードトークできるのもいいですよね。
だから僕は自分の特徴など、自身に関わるものを名前とすることを推しています。
さて、あなたはどんな名前をつけますか?