X(旧Twitter)を使っているとエラーメッセージが表示されることがあります。
大体の場合は時間が経過するか、別のブラウザやスマホアプリを使うと直ります。
このページでは「問題が発生しました。再読み込みしてください。」の対処法や原因を詳しく解説していきます。
パターン別の問題と解決法
主にシステムエラーが引き起こすものだからです。
そして、よく一緒に出てくる「やりなおす」ボタンは押してもほとんど役に立ちません。
それぞれ解決策や引き起こすためのトリガーが異なるので、まずは判別が必要です。
【問題が発生しました。再読み込みしてください。】の発生場所と原因例
- プロフィールやツイートの読み込み(ホーム、検索、リスト) リポスト不可能など ➡ API上限
- すべてのDM(メッセージ)が読み込めない ➡ ブラウザの設定
- 特定のDMが読み込めない ➡ DM内文章
- 読み込めないリストがある ➡ リスト内アカウントの存在
- 「おすすめ」や「フォロー中」が最初から見れない ➡ X社のシステム不具合
簡単な診断表を作ったからチェックしてね!
ほとんどは15分待つか、別のブラウザもしくはスマホアプリを使うことで解決ができます。
それ以外は何かを操作する必要があるので、一度原因を取り除く行動に移りましょう。
API上限(制限)
これは主に同じ行動を繰り返し行った場合に発生します。
【原因となる行動事例】
- 何度もツイートを読み込む
- 何人ものプロフィールを見て回る
- 何度も「いいね」「リポスト」「ブロック」「ミュート」をする
※ツイートの読み込みは「ホーム画面」と「検索回数」、「リスト内」等で発生します。
50回以上繰り返すと発生しやすいよ!
同じ行動をしたあとの「問題が発生しました。再読み込みしてください。」は時間経過を待ちましょう。
最低15分、長いと1日以上待つ必要があります。
具体的数値基準について
API制限はよく課金アカウントだと優遇されると言われます。
しかし筆者は課金アカウントで1年以上経過しますが、75回の読み込みでも制限にかかります。
このように、課金したからといってこのエラーに優遇や緩和があることは無いでしょう。
参考までにXのAPIの公式ドキュメントに制限の目安があります。
特に明記がない限り、15分間で実行できるリクエスト件数(ユーザーあたり)
X開発者プラットフォーム レート制限
- 最新の検索:180件
- いいね:50回
- リツイート:50回
- ユーザーの検索:75件
- ブロック:50回
- ミュート:50回
調べたところ、ユーザー検索というのはユーザーのプロフィール表示回数でした。
この系統の制限は15分以外にも24時間でのレートも存在しています。
その間に同じ行動を繰り返すとスパムを疑われてしまうので気をつけましょう!
「問題が発生しました。再読み込みしてください。」が出たら大人しく待機しましょう。
現在の仕様は2023年7月から
API上限でエラーメッセージが多発するようになったのは2023年7月2日頃からです。
イーロン・マスクは「皆 Twitter 中毒者なので、外に出る必要がある」などと抜かしています。
なので、もしAPI上限に引っかかったら外の空気を吸って落ち着いてからまたXを開きましょう。
特例:受け付けられない検索語句(タップで開く)
そもそも検索できない語句を検索キーワードに入れてもこのメッセージは発生します。
その時には「申し訳ありません。問題が発生しました。」という言葉も最下部に同時に出現します。
これは検索語句と共に使うコマンド(検索呪文)を単独で入力していることが原因です。
■検索できない語句の一例
min_retweets:【任意の数字】
min_faves:【任意の数字】
min_replies:【任意の数字】
昔は同時に出てくる言葉は「検索内容が正しくありません。別の内容を入力してください。」という日本語でした。
なぜ正しい日本語で教えてくれなくなってしまったのでしょうね。紛らわしい。
何より一番酷いのは「再読み込みをしてください」という言葉です。
その読み込み過ぎが問題で読み込みできなくなっているのに「再読み込みしてください」とは何事か。
ダイレクトメッセージ(DM)機能
【過去の引用返信】や【ブラウザの機能(フォント設定)】等が問題となることが現在までに判明しています。
【DM機能での主な原因】
- Firefoxのブラウザを使っている
- 過去にDM内で引用された文章がある
- 過去にDM内で返信を引用で返した文章がある
大きく2パターンに分かれるため、まずはFirefoxを使用しているかどうかで原因が浮き彫りになります。
FirefoxですべてのDMが見れない
Firefoxのブラウザではフォント設定やキャッシュが問題となることがあります。
そんなときはFirefoxの設定から操作してDM機能が復活するか試してみましょう。
【Firefoxでの操作方法】
- キャッシュを削除する
- フォント設定を変更する
- ブラウザを再起動してDMを確認する
①【キャッシュ削除の方法】
→ブラウザ内右上の3本線「≡」を押す
→設定を押す
→右上の検索窓に「キャッシュ」で検索
→データをすべて消去する
②【フォント設定の変更方法】
→ブラウザ内右上の3本線「≡」を押す
→設定をクリック
→右上の検索窓に「フォント」と打ち込む
→規定フォントをMSゴシックに変更
→「詳細設定」を開く
→「ウェブページが指定したフォントを優先する(A)」のチェックを外す
参考:Windows の Firefox で X(Twitter) の 『さらに表示』が出るのは何のバグなのか
火狐との相性も良くなってほしいものです。
ブラウザで一部のDMが見れない
Google Chromeなど特定のブラウザでもDMの不具合は生じます。
これは「返信」というDM内の機能が使われたことが主な原因です。
スマホアプリ(iPhone,Android,iPad等タブレット端末)では見ることが可能です。
なので、対処法としてはスマホアプリで原因メッセージを削除することになります。
【見れないDMを復活させる方法】
- スマホアプリを開く
- 該当のダイレクトメッセージを開く
- 返信引用メッセージを長押しで削除
こうしたエラーは少なくとも2年以上前から起こっているようです。
しかし、DMに返信機能が追加されたのは2023年5月10日からです。
それ以前からエラーの原因がある場合や、「返信」によるメッセージが多い場合は「会話をすべて削除」しましょう。
どうしても会話を削除したくない場合は別の場所からメッセージを開きましょう。
【会話をすべて削除する方法】(タップで開く)
スマホで見てみたら「返信」が多すぎる!
もしくは「返信」の会話が見当たらない!
そんな場合は、スマホで会話を一旦すべて削除することも検討しましょう。
該当の相手やグループをスマホで長押しすると「会話の削除」が出現します。
過去のメッセージは見れなくなりますが、PCでの今後のやり取りはできるようになります。
ただし!過去の会話が二度と見れなくなるので、デメリットがあります。
本当に大変でどうにもならないときは、思い切ってやってみましょう。
なお、一部のDMがブラウザで見れなくなる不具合は時間で解決する場合もあります。
新規チャットで過去の返信メッセージが流れたり、アップデートの影響等がきっかけだと考えられます。
これらの操作でも直らない場合は、別の場所からメッセージ機能を使う必要があります。
会話の削除が嫌、もしくは削除しても直らない場合
どうしても会話を削除したくない場合は、別の場所からメッセージを開きましょう。
後から追加された右下のメッセージタブであれば開ける場合もあるようです。
それでもダメであればブラウザはsafari使うなどの手もあるようです。
※safariはMacユーザー限定となります。
対して、Windowsユーザーの最後の手段はブラウザのキャッシュを削除するしかありません。
それでもどうにもならなければ、諦めてスマホでDMを見る選択肢となります。
DM機能は便利なので、PCブラウザでも快適に使っていきたいものですよね。
X社はこの不具合が把握してなさそう・・・?
一部のリスト機能
このリスト機能でのエラーは原因となるアカウントがリスト内に存在する可能性があります。
そんなときは一度リストを見直しましょう。
【リスト機能を復活させる手順】
- 該当のリスト内の人を把握する
- その人のプロフィール画面のフォローボタンの左側の「…」を押して一人ずつリストから削除する
- リストが見えるようになるか一人消すごとに確認する
この時、リストにある機能(編集)で人の追加や削除ができない点は注意が必要です。
※リスト内に誰がいたか思い出せない場合はリストを一から作り直しましょう。
リストはAPI上限でも似た現象があります。
しかし、API上限はポストの表示が途中まで見えますし、リストに誰が登録されているか確認できます。
それに対し、一部のリストが見えない現象は該当リストに関する機能が全て使えません。
作業としては大変ですが、そのリストが大切ならば問題のアカウントを判明させておきましょう。
どうしてもその人を追いたい場合はプロフページまで行ってあげるようにするしかありません。
悪いのはXだけどね・・・!
X社のシステム不具合
なんだったら、ここまでのすべてはX社の不具合のようなものです。
でも何より理不尽なのが「何もしてないのに機能制限されている」といった場合です。
【X社のシステム障害による不具合場所】
- ポストを表示する場所すべて
- リストやDM、通知画面
- プロフィール画面
- 引用ポスト内
- 検索画面
これらの場合は1度ページを更新してもダメだったら1日程度、待機しましょう。
正直待つ以外の手段がありません。
なお、X社が原因の場合は「現在、ツイートを取得できません。しばらくしてからもう一度お試しください。」が同時に表示されることもあるのが大きな特徴です。
引用ポストが見れない場合はアプリのアップデートで解決する場合もあります。
その場合は、いわゆるTwitterからXのアプリへとアプデしなければ変わらないというやつです。
X社との接続が悪い等の原因で「問題が発生しました。再読み込みしてください。」と表示されることもあります。
そんなときはページの更新(リフレッシュ)やブラウザのキャッシュ削除、ブラウザの再起動などで対処できます。
実際に、Xでのこのような不具合は何度か起こっており、公式でもアナウンスしています。
残念ながらこうしたX社の不具合のときはすべてのポストが見れない場合があります。
なので1日後に再ログインして、「話題を検索」のトレンド等から情報を取得しましょう。
大抵、不具合があったときにはトレンドにはTwitter不具合関連で埋め尽くされています。
イーロン・マスクが言うように、外に出かけるくらいの余裕が必要かもしれませんね。
すぐ直してほしいけどね!
まとめ
【問題が発生しました。再読み込みしてください。】の解決法
- 繰り返し行動による制限:15分以上時間をおいて放置する
- FirefoxですべてのDM(メッセージ)が読み込めない:設定を変える
- 特定のDMが読み込めない:DM内の該当メッセージを削除する
- 読み込めないリストがある:リスト内の該当アカウントを除外する
- 何もできない:X社のシステム不具合なので1日放置する
基本的には、15分~1日放置すれば直るものが多いはずです。
Firefoxやその他のブラウザのDM機能、リストでの障害はまだ直せる可能性は高いです。
それに対し、全ユーザーが経験する「問題が発生しました。再読み込みしてください。」はどうしようもありません。
エラーは日本人が引き起こしやすい?
日本人は世界で一番X(旧Twitter)を使っています。
そのため、エラーを一番引き起こしやすい民族と言っても過言ではありません。
ある意味デバッカーとしてどこより優秀なのかもしれませんね。
僕自身がこの問題に遭遇して、調べるとX上のポストで答えが次々出てくるので驚きました。
スマホ機能を強化した結果、Firefoxやその他のブラウザでのDM機能などが使いにくくなった可能性もあります。
これからもXは次々と変貌を遂げるはずなので、また対処法や原因を発見したらブログを更新したいと思います。
エラー祭りのバグ祭りもどんどん出てくることは昔から経験しているので。