バズるの語源!バズはなぜ起こるのかを実例で解説!

「バズる」とはSNS上で爆発的に話題が拡散されることです。

Twitterではリツイート機能でシェアできるので情報伝達速度が速く、あっという間に広まります。

バズの語源は「buzz」で「虫の羽音」という意味です。

その音から「ガヤガヤした活気あふれた様子」に派生し、現在の日本語の同じ話題で賑わうという「バズ」という言葉になりました。

主にSNS上でのシェアやコメント、ニュースサイトやブログなどでの紹介などで拡散されるのが「バズ」です。

ほとんどが一過性ですが、多くのユーザーが共通のテーマについてよくも悪くも盛り上がることになります。

「バズ」は特定の条件が揃ったときに、自然発生的に拡散される現象と言えます。

そして多くの人が同じトピックに興味を示すタイミングが表れると生じやすいことが判明しています。

その発生要因は偶発的なものであり、意図して発生させるのは困難です。

Twitterのリツイート数を増やす為にはみんなが知っていることを呟く必要があります。

そして人に知らせたいと思わせるツイートを心がけるべきです。

以下は左図が何も意識しないで呟いたもの、右図が実際にツイートがバズったときの数値です。

同じ日に呟いても数値にここまで差が出るのです。

RT、いいね、インプレッションどれも通常時の『約1000倍の差になるツイートを作るための心がけ』をこの記事では学ぶことができます。

目次

バズる要因

では、バズる要因とは何でしょうか?

実は大きく分けて「共感性」と「時事ネタ」の2つがあります。

共感性

共感性とは、人々が共感できるような内容を指します。

例えば、身近な出来事や普遍的な感情を描いたコンテンツは多くの人に共感されることがあります。

大勢が感じる感情を的確に表現した投稿は親しみを感じて受け入れられやすい傾向がみられるのです。

また見知ったことや経験したことは読みやすいため、すぐに反応できるということも考えられます。

仕事のことや社会風刺などは実際、バズりやすい分野だと言えます。

これは現代社会においてはストレスを抱える人が多いためです。

時事ネタ

新聞

時事ネタとは、最新の出来事や、話題となっていることを指します。

例えば、政治的な出来事や、スポーツの試合結果、芸能人のスキャンダルなどが挙げられます。

これらの情報は多くの人が関心を持っており、情報が出回ると短時間で拡散されることがあります。

しかし共感性と比べるとバズる期間は、短くなる傾向にあります。

時事ネタは一次的な情報はニュースサイトが多くみられます。

基本的に"特ダネ"でない限りは情報大手専門のバズと言えます。

なぜ人は興味のある話題を拡散するのか

人がRT(リツイート)をするのは感情によるものが大きくなります。

それは共感できる、教えたい、面白かったなどの気持ちが主なものです。

バズるためにはリツイートによる拡散が必須となります。ポイントとして以下の点を抑えなければ話題にはなりにくいです。

  • 大勢が理解できること
  • 現在話題となりうるもの
  • 感情を揺さぶるものであること

本来バズる話題であっても上記の点が欠けていると伸びがイマイチになります。

誰もが理解できる内容

あなた自身がよくわからないものを人に教えたいと思うでしょうか。

答えはNoでしょう。基本的に人は説明できるから伝えたくなるのです。

伝えたいという気持ちはコミュニケーションの一種です。
そして人に伝達するということは自分が話題を語れるということになるのです。

【具体例】
とある本があったとします。それはとてもマニアックな類のものでした。しかし内容がわからないあなたは面白く感じず、よくわかりませんでした。人にこのことを教えようにも定着した知識がありません。

上記のような事例の時にこの本を薦めたいと思えるでしょうか。

おそらく著者を応援したい等の感情が働かない限り恐らく宣伝はしたくないはずです。

つまり、自分自身や他の人も把握できるものだからこそ人に伝えたくなるのです。

このため他の人に伝わりやすい文面や画像を意識しなければなりません。

またSNS上では、文字数が制限されている場合が多いため、短い文言を使うことが重要です。

特にTwitterでは一般的に140文字制限があるため、工夫が必要です。

簡潔かつわかりやすい表現を心掛けることで、多くの人に共感される可能性が高くなります。

さらに短い文言というのは全体の文字数を少なくすればいいというわけではありません。

あくまで一文ずつ読みやすい文章にしましょうという意味です。

実際、Twitterでバズったものの多くは140文字近いもののほうが多いという結果もあります。

140文字がバズりやすいのはツイートの画面占有率が高いといった要因も絡んできます。

人に響きやすいタイミングを考える

Twitterにはトレンドという今話題になっている言葉を教えてくれる機能があります。

この機能はユーザーの検索を補助してくれるシステムになっており、ワンクリックで現在多くの人がツイートしている内容を見ることができます。

日本人は他の人のことが気になるので特にトレンドに敏感です。

【よくあるトレンドワード】
政治・教育・ニュース記事・音楽・ゲーム・アニメ・国際情勢・健康・医療・ギャンブル・投資・食べ物・仕事・働き方・恋愛関係などなど

逆に、まったく話題にもされていないことに興味を持たせるのは困難です。

【ポイント】
検索されるということは閲覧数が増える可能性が高まるということ。ツイートが見てもらえなければ拡散されることもありえないので、まずは目にしてもらう機会を増やすべきです。

このようにバズるのには「みんなが呟く」≒「みんなが検索する」という因果関係を利用した方が効率がいいのです。

またこの時、どれだけ他の人より早く発信したかが重要となることがあります。

基本的に鮮度が要となるだけあって、時間が経てば経つほどバズる可能性が下がっていきます

人が心を動かされるツイートとは

【なぜ人は「シェア」をしたがるのか?】

・自分を良く見せたい、と思う「自己承認欲求」によるもの
・「こんな良い情報を教えてくれた」と思ってもらうことで、人間関係を円満にする

ferret 人はなぜ「シェア」するか。「リツイート」の行動心理に迫る

とある記事にこういったものがありました。

シェアにはこれに加え「フォロワーさんにこんな情報があったよ」と伝えたり「自分もこのように思う」という気持ちが潜んでいます。

人にシェアしたくなる記事はそれだけ魅力的である必要があるのです。

有益なものだけでなく、お知らせしたい緊急事項、または自分と同じ気持ちのものなど同意させるようなことがシェアされやすいものです。

それには「知ってよかった」「広めなきゃ」「面白いから見てほしい」といった感情を引き出す内容にすべきです。

【心を揺さぶられる情報と理由】

①共感できること:納得して同じ意見だと強く思う
②生活お役立ち系:知識として有用と判断して広めたい
③災害の時:緊急性が高く即時性を求めてシェアすべきと感じる
④応援したい:内容が支援を必要としており、強く支援したくなる
⑤感動するもの:笑い、癒し、喜び、涙などを引き起こして一緒に浸りたい

③と④は時と場合が限られるように見えるのですが、人は関心がある時に最も心が大きく動くので①~⑤のバズらせることができる可能性を考慮すると、実は①②⑤と比べてもそんなに使える頻度に変わりはありません。

過剰な宣伝のバズ

一方で、バズるために意図的に情報を拡散する行為があります。

これを「バズマーケティング」と呼びます。

バズマーケティングは一定の成功を収めているものの、過剰な宣伝や情報の歪曲などが問題視されています。

バズマーケティングを行う場合は、正しい情報を提供することが特に大切です。

過剰な宣伝や、情報の歪曲を行ってしまうと信頼性が失われ、逆効果になる可能性があるためです。

具体的には外部リンク(SNS外リンク)が嫌われるので、控えたほうがよいでしょう。

逆に正確かどうか確認できない情報もまたバズりやすい傾向にあるのも事実です。

バズマーケティングは正確性を確認した信頼性の高い情報を提供することが重要となります。

成功事例と失敗事例

ここからは実践的な内容になります。
以下、僕自身がバズを狙ってツイートしたものを紹介します。

これはTwitterのトレンドに「Twitter危機」「mixi」というのがあったので呟いたものです。

実はmixiというSNSのユーザー数は過去約1800万人に達しており、たくさんの人が知るという条件を満たしています。さらにSNS同士ということもあってTwitterユーザーにも親しみのある人は多いのです。

そのうえ、実はこの数日前にはTwitterが数多くの不具合を出しており他のSNSに移住するという話題に溢れていました。そこにトップニュースで若者がTwitterの代わりに使うSNSとしてmixiを選択肢に入れるというテレビのワイドショーでも取り上げる情報がトレンド入りし、みんなが呟くことになりました。

あとはその人たちが知らないこと、または共感できる情報をツイートに入れてバズったという流れです。

このツイートには多くのバズ要素が含まれているため、幅広い閲覧者に影響を及ぼしました。

次のは狙っていたものの、バズりまでいかなかったものの1つです。

こちらのツイートはトムとジェリーの映画が話題になっている最中に呟いたものです。

ここでの問題は、トムとジェリーのこのシーンを知らない人が多いところにありました。

さらにタイミング的にもみんなが映画を観てる真っ最中、しかも映画にほとんど関係ない内容なのでスルーも多かったように思います。映画を観終わったら寝たり他事をするということも考えられます。

人の心を動かすかどうかですが、投稿内容が動画だからまだ観た人には理解できたもののなかなかこれを「わかる!」と広めたいものとは言えません。言うなれば内容が薄い、です。

あくまで万人にウケることを意識しないとツイートは伸びません。

バズを狙うのであればまずトレンドトップのものが伸びているか、それが上記の条件に当てはまるかをよく考える必要があります。

バズるのに必要な要素

ここまで理論的な方法論を記述してきました。

どうしたら多くの人に見てもらえるのかを考えるときには上記の事項は必要な学びとなります。

自分のツイートを広めたいときには上記の3点を満たしているかをよく考えて呟くといつもよりRT数が伸びる可能性があります。

そして実際ツイートで試してみることで想像と現実の違いが感じ取れるので何度も挑戦することをオススメします。

ここで書けなかった具体的なテクニックは以下の記事にまとめました!

バズツイ研究所ではアルゴリズムが変更されても活用できる根幹の考え方を追究し見つけることを目指しています。

ここに書かれたことはTwitterだけでなく別のSNSやブログなど創作物を人にお見せするときにはとても有効な手段です。ぜひ応用して役立てていただけると幸いです。

この記事を書いた人

【実績】28日間で630万インプレッション!
▼何度もバズって企業から案件を獲得しました。
→副業で月間数万稼ぐWebライターしています。
★著名インフルエンサーともコラボしたり…!
■★2010年からTwitter(X)を使うバズ研究者。

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